近日リリースされるiOS10ではiMessage内でCircleのビットコイン決済が利用可能になるようだ。
今回のアップデートでは、開発者がサードパーティーアプリケーションをiMessageプラットフォームに導入できるように設計されている。β版では音楽やGIFファイルのシェアが可能になっている。今回Square Cash、Lyft、Circle Payの3つのサードパーティープラットフォームが加わった。
Circle Financial CEO Jeremy Allaire氏は
「iMessageにCircleの決済システムが導入されることは消費者にとって有益なことである。スマートフォンにアプリをダウンロードすることが第一段階の大きなハードルであったが初期からiOSに導入されているiMessageで利用可能になることでハードルは一気に下がるだろう。」
と述べている。
Circleはこれまでビットコインの普及のために様々な活動を行ってきた。今年の夏には中国の投資家より6000万ドルの資金調達を成功させたばかりだ。彼らはアプリを用いて世界中の人々をグローバルに繋げようとしてる。ドルやポンド、ユーロなどの通貨もウェブやEメール、その他のプロトコルと同様に消費者同士をグローバルに繋げていく手段となるべきだとしている。
Appleは2014年1月にBlockchain.info, Coinbase、Coinjarを含むビットコイン関連アプリの排除を行った。だが7月にはこれらのアプリを許可し、今年の夏にはBitcoin、Ethereum、Litecoin、Doge、Ripple、TheDAOを公式に認可する声明を出した。一方でDashに関してはJaxxに排除するように通達している。
参考URL: http://cryptocurrencymagazine.com/imessage-feature-circles-bitcoin-wallet
参考URL: https://news.bitcoin.com/imessage-feature-circles-bitcoin-wallet/