報告書

テザー社が、仮想通貨USDTに関して求められている財務記録の提出について、裁判所に対して、最新の報告書を提出した。

主なポイントは、2点。1点目が、必要書類が概ね完成、提出済みである点。2点目が、追加の資料作成で数週間の期間が必要であるとしている点が挙げられる。

テザー社の代表弁護士Charles Michael氏が提出した報告書(19日)によると、テザー社及び親企業iFinex社は過去数週間に渡り、ニューヨーク司法当局(NYAG)にすでに多くの書類を提出。しかし、補足する一部の書類を用意する必要があることから、さらに数週間の時間が必要になるとして、追加期間が必要になるとしている。

期間については、NYAGが書類をレビューし、今後、他の手続きが必要かどうかについて内部で取り決める必要な時間も含まれると説明している。

今回の書類は、裁判所に向けた「ステータス報告」だ。テザー社はこれから約30日以内に、裁判所に最終報告、もしくは他の書類について裁判所と共同会議を行うためのスケジュールを提出するとしている。なお、NYAGとは、次の裁判所と行う会議まで「状態維持(status quo)」にある点で合意しているとした。

今回の裁判は、テザー社の不正融資疑惑を巡る裁判で、NYAGは8.5億ドルの不正融資疑惑に関連するテザー社のUSDT準備金に関する財務書類の開示を求めている。

参考資料:https://coinpost.jp/?p=214496 

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