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ビットコイン(BTC)は2017年以来待望のアップグレード「タップルート(Taproot)」が今年にも実装されるのではないかとの期待が高まっています。Taprootによって、ビットコインはプライバシーとスケーラビリティ(拡張性)、フレキシビリティ(柔軟性)、ネットワークスピードが大幅に強化されることになります。

プライバシーを保護するコードチェンジ

仮想通貨取引所クラーケン(Kraken)のビットコイン支持者のピエール・ロシャール(Pierre Rochard)氏は2020年12月7日ツイッターに、2021年にはBTCプロトコルの大幅アップグレードが期待されると投稿しましした。

デベロッパーのピエタ・ウィユ(Pieter Wuille)氏が明かしたビットコイン改良提案(BIP)によると、Taprootはビットコインのプライバシーを強化するコードチェンジであり、外部からはブロックチェーン上のトランザクションがすべて同じように見えるようにして、プライバシーを大幅に強化します。Taprootはまた、ビットコインユーザーのトランザクションを通常の取引の1つに過ぎないよう見せることによって、第三者の目から隠すことができます。

署名方式のSchnorrとTaprootを融合して仕様を強化

Taprootのコードは、電子署名方式の1つであるシュノア(Schnorr)と呼ばれるアップグレードと抱き合わせになっています。シュノアはデベロッパーが長い間努力してきたソフトフォークの1つであり、署名データを融合して1つになるようコード化します。TaprootとSchnorrの融合によって、署名による送金が、通常のBTCトランザクションと区別できなくなり、プライバシーだけでなく拡張性や柔軟性も大きく強化されます。

一方、ブロックチェーン技術企業ブロックストリーム(Blockstream)のビットコイン開発者であるジョナス・ニック(Jonas Nick)氏はツイッターに 、ここまでのTaproot開発日程について、概ね「適切に行われている」と投稿しています。

Taproot実装で3つのアップグレードが一挙に組み込み可能に

別の開発者であるステパン・スニギレフ(Stepan Snigirev)氏は「2021年の主たる話題と開発の注目点は、ビットコインで起きるSchnorr/Taproot の採用である」と語ります。同氏によると、Schnorr/Taprootの採用によって、ライトニングネットワーク(Lightning)やマルチシグ(Multisig)など、ビットコインの多くの技術的イノベーションを加速させるとしています。

TaprootがBTCコアに実装されると、3つのアップグレードを一挙に組み込むことができます。第1に、シュノア署名が導入され、新しいタイプのスマートコントラクトが可能になります。第2に、スマートコントラクトの柔軟性がMASTと呼ばれる技法によって一段と拡張され、トランザクションが通常のそれと見分けが付かないようにしてプライバシーが強化されます。そして第3に、Taprootは、プログラミング言語タップスクリプト(Tapscript)のアップデートバージョンを導入します。

今のところ態度を保留しているバイナス(Binance)を除き、BTCマイニングプール最大手の1つであるプーリン(Poolin)など多くがTaprootの実装を支持しています。 

参考資料:https://coinchoice.net/expectation-bitcoin-upgrade-taproot/ 

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