暗号資産(仮想通貨)の資産運用サービスを行う米ビットワイズ(Bitwise)は、同社が組成するインデックスファンドに組み込まれていた930万ドル(約9億6000万円)相当のリップル(XRP)を清算したと発表した。
リップルのポジションを清算した22日以前、ビットワイズのインデックスファンドにおけるリップルの比率は3.8%だった。同ファンドは清算して得られた資金を既に他のアセットに再投資している。
米証券取引委員会(SEC)は12月22日、リップル社を連邦証券法違反で提訴。以降、リップルの価格は急落する一方、複数の取引所はリップルの上場を取り止める措置を講じている。
「ビットワイズのインデックスファンド『ビットワイズ・10クリプト・インデックス・ファンド(The Bitwise 10 Crypto Index Fund)』は、アメリカの連邦及び州の証券取引法で証券と見なされた、もしくはその可能性が高い資産に投資することはしない。SECの主張を考慮し、ビットワイズはリップルのポジションを清算することを決めた」とビットワイズは発表文で述べた。
同インデックスファンドは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を中心に投資を行っている。ライトコイン(LTC)やビットコインキャッシュ(BCH)、ステラルーメン(XLM)、イオス(EOS)などにも投資している。
リップルと提携関係にあるSBIホールディングスは、リップルとのパートナーシップが変わることはないとコメントしている。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/92986/
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