仮想通貨市場とBTC(ビットコイン)

19日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン(BTC)価格は、前日比+0.72%の120.7万円(11,460ドル)に。

攻防の要である11,100ドルを超える水準で推移している。

大手取引所OKEx出金停止の悪材料で、ビットコイン価格は、11,750ドルから11,450ドルまで減少。BTC情報アラートによれば、BTC無期限先物市場におけるFunding Rate(資金調達率)のコストが再びマイナスに転じており、売り手のコスト払いとショートポジションの増加を示している。


しかし、仮想通貨アナリストは、ブロックチェーン分析会社CryptoQuantのデータから、ビットコインが強気であることを示すチェーン上の複数のシグナルがあることを示した。

  1. 仮想通貨取引所の大口比率の低下
  2. マイナーの売り圧力低下
  3. ステーブルコインの時価総額増加

取引所のクジラ比率は、2018年の安値以来となる最低値を記録。取引所の保有高も今年3月のコロナショック以降減少傾向にあり、大口保有者の売り圧力低下を示唆している。

Bitcoin: Balance on Exchanges(glassnode)

BTCマイナーが採掘したBTCの内、仮想通貨取引所に送金している量は、2017年3月以来の最低水準にある。価格変動リスクを見越したビットコインのヘッジ売りの選択肢が除外されつつあることを示唆している。埋蔵量の減少とともにOTC取引に移行する傾向も見られる。

Bytetreeの「Miner’s Rolling Inventory(MRI)」データによれば、今年3月の暴落時にはMRIが100%を上回り、マイナーが採掘量よりも多くのビットコインを売却、在庫を消化していることを示していた。一方Bytetreeは、「高いMRIは、(買い手が吸収できる範囲で)マイナーが安心して売り込める強い市場を示している」と解説している。

また、DeFi(分散型金融)急進やテザー(USDT)がサポートするチェーン増加の影響で、ステーブルコインの時価総額も大幅上昇しており、これは、投資家が循環物色するための余力増加を示している。Coin Metricsのデータによれば、第3四半期のステーブルコイン供給額は200億ドル(2兆円)規模に達した。

イーサアリアムも強気の兆し

今年6月以降のDeFiブームの恩恵を享受して大きく価格を伸ばしたイーサリアムは、DeFi過熱感の沈静化とともに年初来高値の490ドルから大幅下落している。現時点で取引される375ドルは、高値を約25%下回る水準だ。

しかし、アナリストは依然と強気の姿勢を見せる。次世代イーサリアム2.0への大型アップグレード(フェーズ0)が迫っており、ステーキング利回りを目的とした投資家の需要が背景にある。

BLockfyreのアナリストPentoshi氏は、715日に渡るレンジブレイクを果たしたことで、下値支持線のテストを経てレジサポ転換していると指摘。

ETH/USD長期チャート

ブロックチェーン分析企業Glassnodeのデータによれば、イーサリアムの1年以上の保有者は全供給量の60%を上回った。

ETH2.0のバリデータを管理するイーサリアムの心臓部「Beacon Chain」が実装される「フェーズ0」は早ければ今年中に、ステーキング需要を最大限喚起するPoS移行は、2021年中に実施される見込みだ。

一方、DeFiの影響で慢性的なイーサリアムトランザクションコスト増加が開発やユーザビリティに弊害が生させる中、代替ブロックチェーンネットワークとしてのPolkadot台頭はイーサリアムにとって競合となり得るとの指摘がある。

開発者がカスタマイズ可能なサイドチェーンネットワークを使用することで、現状のイーサリアムよりも優れたUX(ユーザーエクスペリエンス)を促進できるとされ、Polkadot基盤の月間アクティブ開発者数は、今年5月までに年間44%増加している。

参考資料:https://coinpost.jp/?p=191424 

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