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米司法省は8月13日、これまでに300件以上の口座から数百万ドル相当の仮想通貨(暗号資産)を押収したと発表した

発表では、具体的な金額は示されなかったものの、今回の取り締まりは、テロリストによる仮想通貨を利用した資金集めに狙いを定めた中で最大規模のものであったことが明らかとなった。

今回の取り締まりには、国土安全保障省、FBI、および米内国歳入庁(IRS)など広範囲に及ぶ政府機関が関与しており、あからさまに、あるいは医療用マスクの販売を装った詐欺サイトを通じて密かにテロ活動の資金集めをしていた複数のウェブサイトとフェイスブックのページが閉鎖された。

IRSの犯罪捜査部門の責任者であるドン・フォート氏は、テロ関連の資金の特定にはIRSの新しい仮想通貨追跡機能が利用されたとして、次のように述べた。

「IRS-CIは、テロ組織が使用した資金の出所まで追跡してそれらのテロ組織のコミュニケーションと資金ネットワークを解体する能力を持ち、世界中に大惨事がもたらされることを直接防ぐことができる」

IRSがプライバシーコインの取引を監視するための新しいツールを求めていたのは、つい1ヶ月ほど前のことである。

米国司法省内のISIS組織に属するビットコインアドレスを含む画像の中の少なくとも1つが1年以上にわたって政府内で出回っていたと考えれば、これらは政府関係機関が長期にわたって取り組んだ努力の賜物であることは明白だろう。

アルカイダ、イスラム国などのテロ資金調達を捜査

発表によれば、今回捜査の対象となった3つのテロ組織の資金調達活動だ。1つはパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの軍事部門「アルカサム旅団」によるものだ。アルカサム旅団は2019年のはじめから、ソーシャルメディアを通じてビットコインの寄付を求める投稿を行っていた。

IRSやFBIは、アルカサム旅団のアカウントとの間で資金のやり取りをした150の仮想通貨アカウントをすべて追跡し、それを押収したという。これと関連して、司法省はマネーロンダリングを行ったとして2人のトルコ人を刑事告発している。

2つ目は、アルカイダおよびシリアを拠点とするアルカイダ関連のテログループによるものだ。アルカイダはテレグラムチャンネルなどのソーシャルメディアプラットフォームを通じて、ビットコインのマネーロンダリングネットワークを運営していた。

国土安全保障省の捜査部門HSIは、潜入捜査を通じてこのネットワークに関連する組織に接触して捜査を進めたという。

アルカイダはトランザクションを階層化して取引の難読化を行う手法を取っていたという。

3つ目はイスラム国(ISIS)によるテロ資金調達キャンぺーンだ。ISISが運営していたウェブサイトは医療用マスク販売を装った詐欺サイトとなっており、ISISの資金源にしようとしていた。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/us-doj-seizes-millions-in-crypto-funds-from-al-qaeda-and-isis-networks 

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