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チェインリンク(LINK)とコロラド州は新たな宝くじゲームの創出を目標とするハッカソンで提携を結んだ。入賞者3人に1万7500ドルが授与される他、チェインリンクがWeb3.0のボーナス賞金として8500ドルを提供する。

10億ドルの収益をめざす

「コロラド・ロッタリー」は世界中から参加できる「ゲームジャム・ハッカソン」を立ち上げた。州政府による宝くじである「コロラド・ロッタリー」は、革新的な新ゲームは「10億ドルという収益目標を達成し、コロラド州の野外レクリエーションや国土保全、そして学校に資金を提供できると共に、責任あるゲーミングへの取り組みにもつながる」と期待を寄せる。

コロラド州のジャレッド・ポリス知事は隣のワイオミング州で同様のプロジェクトが成功したことに触発された可能性があるが、同知事はコロラド州政府をテクノロジー分野のリーダーにすべく取り組んでいる。

「昨年は『コロラド・デジタル・サービス』を立ち上げ、州政府がテクノロジー分野のリーダーになるためだけでなく、テクノロジーを通して州民により良いサービスを提供するという、より重要な責務を果たす上で必須の官民によるテクノロジーの連携を開始した」

プレスリリースによると、これは「ロッタリー初の官民の提携及びハッカソン」だという。

ブロックチェーンの活用の幅を広げる

チェインリンクの共同創業者であるセルゲイ・ナザロフ氏は、ロッタリーとの協同作業に胸を躍らせているとコインテレグラフに語った。また、ブロックチェーン技術が従来の領域外で成功を収めるところを見たいとして、次のように述べた。

「真に不正の余地がないゲームアプリを開発者が構築できるようにするために『コロラド・ロッタリー』と協同作業をすることに、私達は胸を躍らせている。このプロジェクトは、スマートコントラクトやブロックチェーン、そしてオラクルをうまく構成すれば、トークンや分散型金融 (DeFi)を超えて、真に不正が不可能で極めて信頼性の高いデジタル契約を必要としている多くの市場に入り込めることを示していると私は思う」

新しい宝くじゲームがどのような形でブロックチェーン技術を使うことになるのか、興味深いところだ。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/chainlink-partners-with-state-of-colorado-to-help-create-a-new-lottery-game 

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