ETH2.0のロードマップに関係者が言及

仮想通貨取引所OKExが共同開催を行ったAMA(Ask Me Anything:なんでも聞いて)にて、イーサリアムコミュニティのリーダーおよび開発者が参加。ETH1.0とETH2.0の違いや、ETH2.0ローンチまでのロードマップなどを語った。

今回のAMAには、ETH2.0開発チームの一つ「Prysmatic Labs」の共同設立者Raul Jordan、Görli Testnetイニシアチブを設立し、長年ブロックチェーン業界でソフトウェアエンジニアとして活躍するAfri Schoedonなどが参画している。

早ければ11月か

AMAで、イーサリアム2.0がローンチされるためには、大きく分けて以下の二つ要素を満たす必要があると説明された。

  • ETH2クライエント全てがv0.12.1に対応する
  • デポジットコントラクトの実装

これらの実装時期が明確にならないことから、正確なローンチ日を明示することはできないが、Schoedonによればすべてが順調に進んだ場合、ローンチ日は11月頃になるのではないかとの見解を示している。

クライエントの進捗状況

Schoedon曰く、ETH2.0がローンチされるには、最新のバージョンであるv0.12.1に対応したクライエントがリリースされる必要があるのだが、現在、5つあるクライエントのうち、同バージョンに対応したものは、Prysmatic Labsがリリースするクライエント1つしか存在していないとの現状だ。

その他4クライエントは、同バージョンの対応に取り組んでいる最中だという。

Prysmatic Labsが開発を行った、v0.12.1のマルチクライエントテストネットのローンチは今月の終わりを予定し、仮に同テストがうまくいった場合は、メインネットと同様の状況下で、パブリックマルチクライエントテストネットのローンチが行われる計画だ。

さらに、このテストも軌道に乗れば、7月に最終パブリックテストが実施されるとしている。

このパブリックテストで安定的な稼働が2〜3ヵ月間程度持続した場合、ここでメインネットのローンチに向けた取り組みを開始できるとの順番。

デポジットコントラクトの進捗状況

前述した通り、ETH2.0のローンチには、現在のイーサリアムチェーンに、デポジットコントラクトを設ける必要がある。

このデポジットコントラクトはETH2.0へデポジットを行うために、必要不可欠なものだ。

Schoedonの話によれば、このデポジットコントラクトの設計は完全には定義されておらず、機能の完成は8月の終わりから9月の中頃になるだろうと目安を示している。

ETH2.0のマイルストーン

ETH2.0をローンチするまでの日程に関して、Schoedonは以下のような提案を行っている。

公式マルチクライエントテストネットのローンチ後、90日後にビーコンチェーンのメインネットへのローンチ。

この90日の内、8週間でテストを行い、バグなどが見つかった場合は残りの4週間でそれらの修正を行う。

そのうえで同氏は、前述した全ての計画がスムーズに進んだ場合、11月あたりにETH2.0のローンチが可能かもしれないとし、トラブルの発生などを考慮し、保守的に予測をした場合は、ローンチが2021年までもつれ込むのではないかとした。

参考資料:https://coinpost.jp/?p=160753 

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