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ビットコインは12日から16日にかけて、3000ドルから6000ドル近くまで揺れ動いた。

最近の市場の混乱はビットコインの価格モデル予想に疑問を投げかけている。現時点での4つの主要なビットコイン予想価格を再度確認してみよう。

ストック・フローモデルは維持

流通している資産の量を年間の生産量で割った値でグラフを作成するストック・フローモデルでは、先週12日の値は予測ラインを下回っているが、予想範囲内の閾値に収まっている。

(出典:PlanB「ビットコインのストック・フローモデル」)

これまでにもビットコインの価格が365日平均モデルを下回ったことはあった。実際に半年間(2018年11月から2019年5月)もの間下回り、その後反発した。

(出典:Lookintobitcoin.com 「2018年7月から2021年12月までのビットコインのストック・フローモデル」)

ストック・フローモデルの作成者であるPlanBは13日nツイッターで「ビットコインはモデル値の範囲に収まっている」と発言。現在のモデルでは半減期としている今年5月9日の時点で8426ドルと予測している。

ビットコインNVTシグナル

NVTとは「取引比率に対するネットワークの価値(The Network Value to Transaction ratio)」。価格×調整済みの供給量/取引量(米ドル)で算出される。ネットワークの価値や利用頻度を示す。値が低いほど、実際の価値よりも低いことを示す。

15日にはビットコインの価格は5400ドルで推移したが、NVTシグナルのモデルでは5596ドルと、12日の下落後に買いの範囲に入っていることを示している。現在NVTシグナルは49.5と売られ過ぎを示す45に近づいている。短期的には買いの時期なようだ

200日平均の価格(図の灰色の細かい点線)が8587ドル付近を示していることからビットコインはまだ長期的には上昇する余地があるようだ。5月の半減期はこの強気予想をさらに後押しする。

(出典:http://charts.woodbull.com/ 「ビットコインNVTシグナル」

ハッシュレート

ハッシュレートは3月に一度歴史的な水準まで落ち込み、低調だ。しかし、12日の大幅な暴落後は増加傾向が見て取れる。

(出典:Bitinfocharts「ハッシュレート」

13日のハッシュレートは1秒あたり110.38クイントリオンハッシュ(h/s)と、2月下旬と同水準だ。クイントリオンは100京(10の18乗)を表す単位。

ハッシュレートは、ビットコインのブロックチェーン検証に費やされているコンピューティングパワーの尺度だ。マイニングパワーが高いほど、ネットワークのセキュリティが向上し、潜在的な攻撃に対する堅牢性は高まる。

ハッシュレートは長期的には増加傾向だ。 

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/4-key-bitcoin-metrics-show-not-all-hope-is-lost-for-btc-price 

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