仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)は、他の地域では何カ月も前にローンチされた2つの仮想通貨に、ニューヨーク州の居住者がアクセスできるようになったと発表した。

2019年9月25日(現地時間)になされた2通のツイートの中でコインベースは、ニューヨーク州在住の顧客が、ステラ・ルーメンズ(XLM)とチェーンリンク(Chainlink)のリンク(LINK)トークンの保有、購入、売却、送金、受け取りができるようになったと発表した。これらの仮想通貨は同州で、Coinbase.comとコインベースのiOSおよびアンドロイド(Android)用アプリで利用可能となる。

XLMは3月、LINKは6月に大半の州においてコインベース上でローンチされている。ニューヨーク州の規制上のハードルの高さが、同州でのサポート開始の遅れの理由である可能性が高い。

リンクは、チェーンリンクの分散型ネットワークを支えるために利用されているイーサリアムベースのトークンである。APIの架け橋となるサービスを提供するチェーンリンクは、分散型金融商品などのスマートコントラクトプラットフォームを、実際の市場データーやイベント情報を含むオラクルへとつなげる。

2019年9月26日(現地時間)付のCoinDeskとのビデオインタビューの中で、チェーンリンクのCEOは、実世界のイベントにペッグされた安全なスマートコントラクトを提供することは、企業へのブロックチェーン技術普及を促進する次なる「飛躍」であると述べた。

一方のステラは、仮想通貨ベースの支払いシステムとして、XLMトークンを利用するように設計されている。ステラは2018年に発表された、決済ネットワーク「World Wire」でIBMと提携していることで知られている。 

参考資料:https://www.coindeskjapan.com/22924/ 

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