仮想通貨について知識が少ない人の方が、仮想通貨の未来は明るいと考えているようだ。オランダの銀行INGの新たな調査で判明した。

2019年9月18日(現地時間)に発表された調査は、その大半がヨーロッパにある15カ国から各国約1000人を対象に行われた。その結果としてINGは、全体的に、仮想通貨についての知識レベルは極めて低いことを突き止めた。

74%の回答者が、仮想通貨はデジタル通貨の一形態であると正解しているが、ほぼ同じく73%が、仮想通貨は中央集権型の組織によって運営されている、もしくは分からないと回答した。しかし、騰落率(ボラティリティ)などの質問に正しく回答した割合は半数をやや上回った。

仮想通貨についての異なるレベルの知識を持つ人々の間での仮想通貨に対する態度の違いを調べたINGは、最も知識の少ない層が最も好意的であることを見出した。

報告書には次のように記されている。

「5つの文書のうち、正誤を正しく判断できたのが1つだったため知識に乏しいとみなされたヨーロッパの回答者の13%の中で、大半が仮想通貨の将来性について高レベル(43%)または中レベル(37%)の肯定的な態度を示した。これは、5つの文のうち2〜3の文書の正誤を正しく判断し、中レベルの知識量を示した層とほぼ同じ結果である」

より知識のある回答者は、調査でより否定的な態度を示し、32%のみが仮想通貨の将来的な有用性について肯定的な態度を見せた。

「人々は仮想通貨について慎重な態度を持っている。おそらくは、その新しさと複雑さの反映であろう。ブロックチェーンの仕組み、無形のものをマイニングしてデジタルウォレットに保管するというアイデアは結局のところ、多くの人にとって奇抜で馴染みのないものである」と、レポートの中でINGは述べている。

仮想通貨について少なくとも幾ばくかの知識を持つ人の中では、肯定的な態度を示す回答者が過半数を占めたのは62%のトルコのみであった。44%のルーマニア、43%のポーランド以外には、多くの国が約30%からそれ以下の水準であった。

将来のオンライン支出と投資としての仮想通貨の役割について回答者に意見を求めたところ、ほぼ半分に割れる結果となった。32%は仮想通貨がオンライン支出の未来であると回答したが、これは2018年の35%からは低下している。

35%の回答者は、仮想通貨の価格が今後12カ月の間に上昇すると見込んでいる。 

参考資料:https://www.coindeskjapan.com/21756/ 

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