今年6月、フェイスブックが大ヒット作「リブラ」の発表で世界に衝撃を与えた。1年前、米国のアイコン的な企業がデジタル通貨を立ち上げるたり現職の大統領がツイートしたりするなんて正気の沙汰とは思えなかっただろう。

ニューノーマルへようこそ。

リブラの発表で政治家は焦っている。主流派メディアはハリケーンが直撃したかのごとく大慌てで取材をしており、仮想通貨インフルエンサーたちはもしかしたらアルトコインの90%の価値がなくなってしまったのではないかドキドキしている。たった数人のプログラマーを要する小さな仮想通貨プロジェクトが、フェイスブックだけではなく、ウーバーやリフト、ペイパル、VISA、マスターカードなどハイテクや決済分野で世界を席巻する巨人たちに、どうやって立ち向かえるというのだろうか?

しかし、希望を捨ててはいけない。地球にはフェイスブックのモンスター軍団に立ち向かえる力を持ち、勝てる可能性を持つ企業が1つある。テレグラムだ。

もしリブラが「帝国の逆襲」であるならば、テレグラムは「新たなる希望」だ

フェイスブックには18億人のユーザーがいる一方、テレグラムは17億ドルの資金調達をした。

フェイスブックにはビットコインを持ったことがない下層民がたくさんいる一方、テレグラムにはアルトコインで飯を食い空気を吸う仮想通貨コミュニティーがついている。

マーク・ザッカーバーグが監視経済としてのインターネットの広告塔を務める一方、テレグラム創業者のパベル・ドゥーロフはファイティングスピリット旺盛な反逆者だ。彼の人生とは、デジタルプライバシーと共にあったと言っても過言ではない。

もしあなたが仮想通貨コミュニティーの先駆的なメンバーであるなら、テレグラム創業者を軽蔑したことがあるかもしれない。彼らはICO(イニシャル・コイン・オファリング)で全ての資金を一般ユーザーではなく、個人の適格投資家から集めたのだ。

もしかしたらテレブラムの短いホワイトペーパーを読んだことがあるかもしれない。真面目に詳細が書かれているといより、巧妙なマーケティングと思っただろうか?

実際はどうなのか見てみよう。

立ち上がる暗黒の騎士

よく見れば見るほど、リブラを倒す最有力候補であることがわかる。リブラはサイファーパンクにとって悪夢とも言われているのだ。

パベル・ドゥーロフは何者か。

彼はすでに2社のビジネスで成功している。ロシア版フェイスブックとも言えるVKontakte (aka VK)とテレグラムだ。つまり彼はリアルで機能的でスケーラブル(利用者増への適応能力)なプラットフォームを作れる能力があるのだ。テストネットすら始められないほとんどの仮想通貨プロジェクトとは雲泥の差だ。

彼はアンチヒーローで因習打破主義者だ。過激な個人主義と自己主権(self-sovereignty)の哲学を持ち、ビットコインを作ったサイファーパンクの精神と共鳴している。

むしろ、彼はその哲学を実践すべく動き出している。

現在、フェイスブックは個人データ保護目的で米国の連邦取引委員会から50億ドルの罰金に直面している。一方、ドゥーロフは、テレグラムにバックドアを作ることを拒否した。ロシアの最高裁判所が要求したにも関わらずだ。プライバシーに厳しいとされるアップルですら、テレグラムをアップストアから追い出した。ザッカーバーグが監視をビジネスモデルにおいているのに対して、ドゥーロフはプライバシーを基礎に企業を構築している

もしTONのホワイトペーパーを少しでもみてみれば、ドゥーロフが1人でないことがわかるだろう。彼は、数学の天才集団とハードコアのプログラマー達に支持されている。彼らはオムツを履きながらコーディングをはじめ、国際数学オリンピックではいくつもの金メダルを獲得した。あなたが、土曜日の朝にアニメを見ている間にだ。

そのうちの1人がテレグラムのCTOでパベルの兄のニコライ・ドゥーロフだ。3次方程式を8歳で時、コーディングを9歳ではじめ、13歳でアセンブリ言語を使って最初のオペレーティングシステムを書いた。

ニコライ・ドゥーロフは、長くて複雑な技術面でのホワイトペーパーも書いた。132ページに及ぶテレグラム・オープン・ネットワーク(TON)のホワイトペーパーは深くて複雑で野心的だ。しかし、空想的な理想郷に過ぎないと一部から批判されている。

テレグラムが技術の選択で批判を受けたことは初めてではない。ギズモードのウィリアム・タートンは「テレグラムの利用をやめるべき理由」という記事を書いた。デフォルトでチャットが暗号化されていないことなどを理由にあげた。テレグラムは、利用者に選択肢を持たせるためと反論している。

また、一部のレディットユーザーは、ホワイトペーパーについて流行りの専門用語の寄せ集めと厳しく見ている。

しかし、読んでみるとわかるが、ホワイトペーパーの4分の1でも実現したら、それだけで革命的だ。

もし機能すれば、スケーリングや容量、分散型アイデンティティに関する問題を解決すると共に、敵意ある権力による攻撃からプラットフォームを守る仕組みを作っている。たしかにすでにある専門用語の寄せ集めかもしれない。しかし、他の人々の良いアイデアを使うことは悪いことではない。美徳だ。

リブラのホワイトペーパーは、頻繁にブロックチェーンという言葉をあまり使っていない。26ページで40回だ。ブロックチェーンを拡大解釈して「暗号学的に証明されたデータベース」がブロックチェーンと呼ばれるように試みているのだろう。

一方、TONのチームはブロックチェーンと壁の穴の違いを知っている。彼らは、かなりスケーラブルなシステムを開発中だ。マネーの送受金だけでなく、絵文字のような人気ステッカーや暗号化されたメッセージのやりとりもできる。彼らは、重要な文書の保管や分散型のバーチャルプライベートネットワーク向けの保管にP2Pで暗号化されたストレージを実現しようとしている。

フェイスブックは現在、ヒステリックな政府や政治家からの圧力と脅しにさらされている。KYC(顧客確認)とアンチマネーロンダリングを遵守するリブラのウォレットがテロリズムに使われるかもしれないと本気で心配されている。テレグラムのチームは、うまいことスポットライトから外れている。ちょうどサトシ・ナカモトがビットコインでやったように。

静かな環境でプラットフォームを作りたけば、プライベートで仕事をしたほうが良い。そして、選挙目当ての政治家の目から隠れたほうが良い。

政府は、蛇の頭を切り取るのが大好きだ。もし切り取る頭がなければ、どこを攻撃すれば良いかわからなくなる。

しかし、テレグラムに有利な流れを鑑みても、本当にフェイスブックのリブラに関わる巨人達を倒せるのだろうか?そして、eコマースと分散型アプリの真のプラットフォームとなるのだろうか?

これは、数兆ドルがかかった質問になる。世界経済のほとんどをコントロールできるプラットフォームが誕生するかもしれないからだ。これは、戦争だ。

舞台に立つ男

勝つためにはヒーローが現れなければならない。

世界の旧勢力のガーディアンの力は限りなく無限だ。国家はマネーを印刷し、マネーの印刷は神の力だ。

この均衡を破るには、完璧なプラットフォームがいる。使いやすくてスケールできており破壊するのが不可能なプラットフォームーーー。数千の頭をもつヒドラだ。昔の金融システムのすべての特徴を兼ね備えていなければならない。誰もが抵抗できない新しいものでなければならない。多くの人々とビジネスを引きつけ、大き過ぎて失敗できないくらい成長しなければならない。

監視資本主義の時代は近い。日々、それは成長していている。ドラゴンは世界を食いつくするかもしれない。

そして、フェイスブックがそのドラゴンの頭だ。

もしそのドラゴンを空から潰すものがあるとすれば、現時点ではテレグラムだろう。

リブラはフェイスブックの17億人のユーザーを使って初期の普及を加速させるだろう。一方、テレグラムの利用者は2億人だ。

確かに利用者数は圧倒的に少ないが、テレグラムの利用者は活気があり技術的にしっかりしたコミュニティーで知られている。

もしTONがテレグラム関連のウォレットにコインを落としたら、その利用者の多くの人々が使い方、貯め方、送り方を知っていることになる。一方、フェイスブックの利用者はカスタマーサポートに電話を始め、秘密鍵のパスワードの仕方を疑問に思うことから始めるだろう。

ただ、テレグラムが完璧なわけではない。詳細を抜きに多くを約束し過ぎているホワイトペーパーには批判が殺到している。さらには、巨額ICO以降、チームからはほとんど音沙汰がない。ベータ版はあるが、多くのパブリックには閉鎖されている。結局のところ、野心が大きすぎるのかもしれない。

また、時間がかかりすぎている。もし、成功したいのなら、立ち上がるのは今しかない。これほどタイミングが良い時はない。人々は、深く考えずに便利さのためにプライバシーを犠牲にするだろう。仮想通貨のオリジナルメンバーの夢が潰えそうになっている。ブロックチェーンはプライバシーを可能にする手段ではなく、かつてないほどの規模での監視のために使われるかもしれない。ブロックチェーンの分析ツールが生まれている。SECはブロックチェーン分析のツールと人材を探している。フェイスブックは、便利さのためならプライバシーを平気で捨てるだろう。

テレグラムがヒーローでないかもしれない。しかし、この世界をパノプティコインにしないための最後の希望であるかもしれない。

革命には愚かさがつきものだ。強敵を倒すためには時にはクレイジーにならなければならない。世界のキング達はマネー、銃、法律を持っている。そして、全てを犠牲にしてもそれらを駆使して帝国を守るだろう。

しかし、一部の革命はうまくいく。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/telegram-vs-facebook-the-ultimate-showdown-for-crypto-supremacy 

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