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石油精製や通信事業を軸として展開する韓国SKグループの持株会社SK C&Cが、仮想通貨リップル(XRP)のシステムをフォークさせた寄付プラットフォーム「チェンジ(ChainZ)」、韓国ウォン裏付けの独自ステーブルコイン「SVC(ソーシャル・バリュー・コイン)」を発表した。朝鮮日報が8月9日に報じた

記事によると、SK C&Cは、社会的価値とブロックチェーンを結合させ、慈善団体の活動をより透明性を高めて管理・監督できるツールとしてチェンジを開発したという。またXRPがオープンソースソフトウェア(OSS)であるメリットを活用してフォークさせ、独自メインネットやスマートコントラクトなどの機能も独自に開発したそうだ。

チェンジはSVCによる寄付を受け付け、寄付者は寄付額の1000分の1にあたるユーティリティトークン「SVP(ソーシャル・バリュー・パワー)」を受け取れるという仕組みを採用。例えば、5万SVCを寄付すると、寄付者は50SVPを受け取ることになる。SVPは買い物などに利用できることを計画しているそうだ。

SK C&Cの責任者リー・ソンミン氏は、規制とエコシステム構築の問題が、チェンジ立ち上げの障害となっているとして、次のように説明した。

「SK C&Cは企業であるため、ステーブルコインで利益を追求することができない。規制の問題も解決されていない。(中略)技術的な実装に困難はなく、問題はプラットフォームのエコシステムの構築にある。(中略)単一企業でできるわけでもない。我々は現在、チェンジのエコシステムを一緒に構築する企業を探している」

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/south-korean-holding-company-uses-ripple-fork-to-develop-donations-platform 

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