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仮想通貨投資会社BKCMの創業者ブライアン・ケリー氏は7日、米経済番組CNBCに出演し、「冬の時代」と言われてきた仮想通貨市場について雪解けが間近と発言した。

(出典 TradingView「ビットコイン(BTC)/米ドル(1カ月間)」)

ビットコイン強気派として知られるケリー氏は、雪解けが近い理由として、以下の3つをあげた

ビットコインの新規口座数

ケリー氏の調べによると、ビットコインネットワークで開設された口座数が1月と比べて20%増加。ビットコインが6000ドルを上回っていた2018年春と同じ水準まで回復してきている。

機関投資家の参入

有名投資家、基金などが参入し始めている。また、今週にもウォール街の金融大手フィデリティがカストディ (資産管理)業務をスタートさせるだろうという見通しを述べた。

先月23日、米名門大学のミシガン大学が運営する基金が、著名VCアンドレーセン・ホロウィッツ氏の仮想通貨ファンドCNKファンドⅠへの投資額を増やす計画と報じられた。

フィデリティは、仮想通貨のカストディサービス立ち上げに向けて「最終テスト」段階にあると発表。3月にビットコインのカストディ(資産管理)サービスを始めるために準備を進めていると報道されている。

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ツイッターCEOの動向

先日、「決済ネットワークを熟知する」ツイッターのジャック・ドーシーCEOが、同じくCEOを務めるスクエア社の決済アプリにライトニングネットワークを導入し、店舗で取引を開始すると話した。ケリー氏は、これは「もしかしたら」ではなく「いつになるか」という時間の問題であることを強調した。

JPMコインについても見解

またケリー氏は、米大手銀行JPモルガンが作ったJPMコインについても見解を披露。ビットコイン価格とは「無関係」とし、次のように述べた。

「銀行業界の象徴(JPモルガンCEO)ジェイミー・ダイモンが、ビットコインが嫌いだったにも関わらず、(仮想通貨業界に)足を踏み入れたのは素晴らしい兆候だ。(JPMコインとビットコインの)2つのプロダクトは全く異なるものだが、世間はそのことを知らないだろう。だから兆候としては最高だが、ビットコインに取って代わることは一切ないだろう」

また、ケリー氏はJPMコインのXRPへの影響についても否定した。 

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/brian-kelly-thinks-crypto-thaw-is-here 

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