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仮想通貨イーサリアム(ETH)のハードフォーク「コンスタンチノープル」が推定で日本時間の17日に行われることを受けて、国内外の仮想通貨取引所が相次いで方針を発表している。より効率の良いアルゴリズムへの一歩と見られる今回のハードフォークだが、米国の格付け会社からは「噂で買ってニュースで売れ」の典型的なケースだいう見方も出ている。

コンスタンチノープル 

今回のハードフォークは、第708万ブロック以降に適用され、以前のブロックから分岐する。イーサリアムコミュニティ内の多くがコンスタンチノープルを支持しているため、ビットコインキャッシュ(BCH)の時のように混乱は起きず、新たな仮想通貨は生まれないと見られている。

ただ理論上、アップグレード前のイーサハッシュを好む新たな仮想通貨が誕生する可能性もある。実際、コンスタンチノープルでは、1ブロックあたりの報酬を3ETHから2ETHに削られるため、以前のブロックに残るインセンティブがない訳ではない。

コンスタンチノープルを受けてコインチェックは15日、ハードフォークの1時間前を目安にETHの入出金を一時停止する予定と発表した。

また、米国の仮想通貨取引所コインベースとクラーケンは14日、コンスタンチノープルを支持すると表明。以前、バイナンス、フォビ、OKExは、事態を注意深く監視すると表明していた。

「コインベースは、コンスタンチノープル・イーサリアム (ETH)のアップグレードを支持する」

またコインベース は、「アップグレードの際、セキュリティと技術面での理由から、アップグレードが完了し、安全性を確認するまで、ETHの入出金を一時的に停止する」と続けた。

一方、クラーケンは、次のようにツイートした。

「クラーケンはこれを支持する。これは議論の呼ぶフォークになるとは考えていない新たなコインがETH保有者に与えられることはないし、古いチェーンはすぐに使われなくなるだろう

「噂で買ってニュースで売れ」

イーサリアムのPoW(プルーフオブワーク)からエネルギー効率の良いPoS(プルーフオブステーク)への移行に向けた一歩と見られるコンスタンチノープル。大手取引所が相次いでサポート体制を発表したことも好感してか、仮想通貨イーサリアム(ETH)の価格は過去24時間で8%以上上昇している。

(引用元:TradingView 「イーサリアム (ETH)/米ドル(1日)」)

ただ、米格付け会社のWeiss Rating(ウェイス・レーティング)は15日、「噂で買ってニュースで売れ」の典型的なケースだと冷ややかな見方を示した。

「ETHのコンスタンチノープル・ハードフォークとネットワークのアップグレードが水曜日に行われる。残念ながら、ETHが失われた栄光を取り戻すことはないだろう。これは「噂で買ってニュースで売れ」の典型的なケースだ」

コンスタンチノープルはイーサリアムにとって進化なのかどうか。投資家も難しい判断を迫られることになりそうだ。


参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/constantinople-is-a-classic-case-of-buy-the-rumor-sell-the-news 

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