ビットコインの開発やマイニングを行う匿名グループ「BitPico」が、ビットコインキャッシュのネットワークを調査し、大量のノードが同一のサーバーから立ち上げられていることを報告した。

BitPicoによると、ビットコインキャッシュのネットワークは少数のマイナーグループがコントロールするノードによって管理されており、中央集権的であるという。ユーザーが異なるユニークノードの数は数百にとどまる可能性がある。

ネットワークの調査中、独自に立ち上げたBitPicoのノードがネットワークから遮断される場面があったり、独自に立ち上げたノードが、公開されているビットコインキャッシュのノード数に加算されないなどの不可解な点があったことも報告している。

Coindanceによるビットコインキャッシュのノード数は以下の通りだ。

BitPicoは、ビットコインキャッシュのネットワークのストレステストを近々行うとしている。ビットコインキャッシュの最大ブロックサイズは32MBだが、ネットワークは32MBのブロックを処理できないだろうとBitpicoは語る。

サイズが大きいブロックを伝達しようとすると、より強力な通信設備が必要になり、ノードによっては同期できないなどの障害が起きる可能性が高まる。BItPicoは最悪の場合ブロックチェーンがハードフォークすると予想している。

Blockchain.comのデータを参照にした、ビットコインキャッシュの平均ブロックサイズは以下の通りだ。

ビットコインキャッシュは今年5月にソフトウェアのアップグレード(ハードフォーク)を行い、最大ブロックサイズを32MBまで引き上げている。上記のデータからは、最大でも1.1MBのブロックしか生成されておらず、32MBのブロックがネットワークを伝達した形跡はない。ストレステストは大きいサイズのブロックが生成された際、ネットワークがどのような反応をするのかを知るいい機会になるだろう。

ビットコインキャッシュのコミュニティ内にも、ネットワークのストレステストを行う動きがある。「BCH Stress Test Day」のタイトルでウェブサイトが立ち上げられており、9月1日にストレステストを行うとしている。

9月1日の24時間内に生成されるブロックを取引データで満たすため、数百万のマイクロトランザクションをネットワークへ送信する。ビットコインキャッシュが決済手段としてどれほどまでのトランザクション数を処理できるかを試す。またビットコインキャッシュが進める、トランザクションがブロックに取り込まれる前の段階で決済を行う「0承認取引」の安全性なども検証する予定だ。

BCH Stress Test Dayは、現在少額の手数料で大量のトランザクションを行うことができるScriptを開発中で、9月1日までにオープンソースコードとしてリリースする。ビットコインやビットコインキャッシュのトランザクションの様子はTxHighwayやTxStreetなどのサイトで確認することができる。

参考資料:https://btcnews.jp/2vs27w8117403/ 

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