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DAO(自律分散型組織)の定義とは?

DAO(自律分散型組織)とは、Decentralized Autonomous Organizationの略称であり、その名の通り中央管理者が不在でも自律的に機能する組織のことです。次の図をご覧ください。

出典:野口悠紀雄(2017)「ブロックチェーン革命–分散自律型社会の出現」

上図の左下にある枠内すなわち「労働者がいる」かつ「経営者がいない」組織がDAOです。なお、DACはDAOとほとんど同義と考えてしまって構いません。

なぜ、DAOは経営者がいなくても組織として機能するのでしょうか?それは、DAOの将来の方向性がユーザによって投票で決められ、その後はスマートコントラクトに基づきそれらを実行・維持するからです。

例えば、洗濯機を考えてみてください。人間(労働者)がやらなければいけないことは、汚れた服を持ち込み、清潔な服を取り出すことです。洗濯(実行)とメンテナンス(維持)は、洗濯機にあらかじめプログラムされたコードに基づき実行されます(スマートコントラクト )。ユーザは、洗濯機のプログラムをどのように改善するか協議(投票)を行うことができます。

以上の点を踏まえると、DAOには3つのキーコンポーネントが存在することがわかります。それは、

  1. プログラムされたルールセットの存在
  2. 自律的に(autonomously)機能する
  3. 分散コンセンサスプロトコルにより調整

です。これら3つの条件を満たす組織はDAOであると定義することができます。

DAO(自律分散型組織)の仕組みをもう少し詳しく

DAOを支える重要な部分の1つは「資金」です。多くの場合、DAOはICO(Initial Coin Offering)によって資金を調達します。DAOにより発行されるトークンは何らかの価値を持つ必要があり、DAOの将来の方向性に投票する権利はトークン所有量によって決定されます。つまり、トークン所有者は、いわば株主としての役割を担うわけです。

DAOは一度リリースされると、完全に独立した状態になります。創業者や開発者でさえ、所有権を主張することはできません。すべての取引(トランザクション)とプログラムのルールセットは、ブロックチェーン上に記録されます。DAOがどのように資金を利用するかは、ユーザによるコンセンサスプロトコルにより調整されます。そして、スパムを避けるために将来の方向性に関する提案には、保証金が必要になる場合もあります。

DAOは、製品(プロダクト)を設計・構築したり、ソフトウェアを記述したり、ハードウェアを開発することはできません。これらは、コンセンサスプロトコルに基づき、正しくアウトソーシングされます。

DAO(自律分散型組織)の課題とは?

課題①:法的位置付けが不明確

DAOが世界各国においてどのような法的位置付けを持つのかは不明です。ビットコインを商品と通貨どちらに分類するかについて未だに意見が別れているように、仮想通貨の世界のほとんどのプロジェクトは法的システムによって裏付けられていません。

課題②:十分な投票が行われない

ほとんどのトークン所有者は、トークンの価格の推移にのみ興味があり、トークンにより与えられる投票権を理解していない(あるいは興味がない)と考えられます。つまり、これはDAOの将来を決定するコンセンサスの母数が少ないことを意味します。しかし、仮想通貨がより身近になるにつれて、状況は改善すると期待されます。

課題③:リリース後のバグ修正が困難

DAOが実装されリリースした後は、コンセンサスなしにコード変更することはできません。これは、プログラムにバグが見つかった場合に、その修正に時間がかかることを意味します。これにより、悪意のある攻撃者がバグによる脆弱性を突く時間を与えることになります。

参考資料:https://coinchoice.net/what-is-dao-and-the-future-of-it/ 

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