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米国の有力経済誌Forbes(フォーブス)が2018年2月7日、初めての「世界の仮想通貨長者ランキング」を発表した。

昨年12月18日に1万9000ドルを超えるまで高騰したビットコインは、2018年に入って60%も下落する狂乱の相場になっている。この僅かな期間を利して、億万長者になったのはどのような人なのだろうか?

仮想通貨の時価総額合計は約5500億ドル(約60兆円)、2017年初頭から30倍以上に膨らんでいることになる。そんな中、今回のランキング1位になったのは、仮想通貨Ripple(リップル)の共同創業者であるクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏の総額75-80億ドル(約8200-8700億円)である。

TOP3は仮想通貨の創業者と取引所CEO

極めて特徴的なのは、1、2位が仮想通貨リップル(XRP)とイーサリアム(ETH)の創業者であること。株式同様、創業者の自社株(ここでは仮想通貨)の持ち合いの強みを発揮した。

3位は中国の最大手仮想通貨取引所バイナンス(Binance)のCEO、4位が米国のWinklevoss Capitalの共同創業者である。5位にようやく著名な米個人投資家で名門メロン家のマシュー・メロン(Matthew Mellon)氏が入った。

こう見ると、ランク上位の長者は仮想通貨創業関係者や取引所CEOであり、これほど人気となっている仮想通貨だが、一般投資家が大儲けすることの難しさが浮き彫りされた。

フォーブスによると、仮想通貨は透明度が低く非常に値動きが激しいため、資産額の算定は幅を持たせた推定値であるとのこと。算定にあたって一部メンバーからは裏づけを得たというが、基本的には個々人のコインの保有量を推定し、2018年1月19日時点の価格を基に税引後の利益を資産額としている。従って完璧に正確なデータとはいえない。

フォーブスは1982年に初めて、米国の富豪リスト「Forbes 400」を発表した実績があり、今回も同じ手法を採用したという。

「闇の中の莫大の資産を隠すことは許されない」とForbes編集者

ランキング1位のクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏は、リップル(XRP)というトークンを発行する共同創業者である。2018年1月までに52億XRPを保有していたが、その後65%急落した。資産総額はそれでも75-80億ドルとダントツである。

2位のジョセフ・ルービン(oseph Lubin)氏は、同様にイーサリアム(ETH)の発行者であり、イーサリアムのアプリ企業ConsenSysの創業者でもある。資産総額は10-50億ドルと幅がある。

3位は取引高が世界1位の中国の取引所バイナンス(Binance)の創業者兼CEOであるジャオ・チャンポン(趙長鵬、通称CZ)氏。資産額は11-20億ドル。

4位のキャメロン&タイラー・ウィンクルボス兄弟(双子)は、Winklevoss Capitalの共同創業者。兄弟併せた資産は9-11億ドル。双子座を意味する取引所Geminiも開設している。

5位のマシュー・メロン氏は9-10億ドルの仮想通貨資産家である。素人投資家としては、家族や友人の警告を退けてリップル(XRP)の初期にチャンスを見いだし。利益を得た。

仮想通貨長者 出典:Forbes

6位以下は次の通り。

6位:ブライアン・アームストロング(取引所CoinbaseのCEO) →9-10億ドル
7位:マシュー・ロスザック(Bloq共同創業者) →9-10億ドル
8位:アンソニー・ディ・イオリオ(イーサリアム共同創業者) →7.5-10億ドル
9位:ブロック・ピアス(Bitcoin Foundation会長) →7-10億ドル
10位:マイケル・ノボグラッツ(ギャラクシーデジタルCEO) →7-10億ドル

Forbesは、莫大な資産が闇の中に隠されたままにされることは、許されないとの考え方である。同誌は、米国の富豪リスト「Forbes 400」に定評がある。編集者の1人は「私たちはかつてと同じゴールを目指した」と、編集後記で述べている。

参考:https://coinchoice.net/richest-people-in-cryptocurrency/ 

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