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Bitpayは今月16日に迫ったビットコインの2Xハードフォークに向けた対応策を発表した。2Xハードフォークはビットコインの494,784個目のブロックに行われる予定で、Bitpayはハードフォークの24時間前からサービスを停止する予定だ。Bitpayはアメリカのアトランタを拠点とする企業で、ビットコインの決済サービスを2011年より提供している。

Bitpayは公式声明で「我々の目標は、常にベストなデジタル支払いサービスを顧客に提供することで、ユーザーの安全性とセキュリティーを確保することが第一優先だ」と記している。また、多くのマイナーがハードフォークを支持するシグナルを発しているが、ハードフォークに反対をしているマイナーも存在するため、ブロックチェーンが分岐するリスクがあると述べた。

ブロックチェーンが分岐した場合、Bitpayは採掘難易度が高いチェーンをビットコインとして扱うとしている。つまりマイナーのハッシュレートが高い方をBitpayのペイメントサービスとして扱う模様だ。採掘難易度が低いコインは、現状で同社のサービスとして扱う予定がないことも発表している。

2Xのハードフォークによって分岐した場合のビットコインの表記を巡っては、関連企業によって見解が異なる。Bitpayは現在のビットコインのレガシー・チェーンがマイノリティになった場合、それをBC1と呼び、2Xチェーンがマイノリティのチェーンになった場合、それをBC2と呼ぶとしている。また、ビットコインのペイメントサービスを提供するXapoは、Bitpayと同様の対応方針である旨を発表した。一方、ビットコインのコミュニティから「ビットコインの表記を決めるのはブロックチェーンと同期するノードであって、マイナーではない」との批判もある。

さらに、2Xのハードフォークの1番の難点は、リプレイ攻撃のための保護が実装されていないことだ。リプレイ攻撃は、ハードフォークした際の2つのチェーンに同じ台帳が存在することによる弊害事象だ。

例えばユーザーがハードフォーク後にビットコイン(1X)の取引に署名して相手に送金したとする。受取相手は、この取引の署名をコピーし、もう片方のビットコイン(2X)のチェーンに使用することで、同じ取引を「リプレイ」することができるようになる。これがリプレイ攻撃だ。ビットコインキャッシュは、ビットコインの台帳と見分けがつく台帳を使用していたためリプレイ攻撃は不可能な仕様(リプレイ・プロテクション)となっていた。

2Xハードフォークをサポートしている側が、リプレイプロテクションを実装しないのには理由がある。2Xのチェーンが正当なビットコインであると主張しているためだ。つまり今回のハードフォークはビットコインの名称を奪い合う争いであると言える。2Xのハードフォークは、ビットコインキャッシュのハードフォークとは異なり2つのチェーンに完全に分離するか不透明な部分が残る。現段階ではリプレイ・プロテクションが追加実装される予定はなく、議論も進んでいない。

参考URL:https://btcnews.jp/1ksmlukx13443/ 

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