サトシ・ナカモトがドメインを取得し、ビットコインの初期にソフトを頒布するために作られたサイト「Bitcoin.org」(既に権利移管済み)が、Segwit2Xを避難するブログを公開した。
Bitcoin.orgによれば、Segwit2xを支持するNYAに合意した企業の利用者に対して、注意喚起を行うとのことだ。そもそもSegwit2xのハードフォークが実際に行われるかすら定かではないものの、Bitcoin Cashと異なりSegwit2xには正式な名前も割り当てられていないため、誤解を避けるためにも先んじて注意をうながす狙いだと考えられる。
Bitcoin.org自体は公式サイトという位置づけではなく、あくまで多数のファンサイトのひとつとして運営されており、ここで述べられている内容がビットコインプロジェクトを代表する意見ではない。とはいえ、内容が内容だけに、以下に引用して紹介したい。
2017年10月11日(UTC)より、Bitcoin.orgはサイトの全ページで、議論を呼ぶハードフォークSegwit2x(S2X)をデフォルトで使用するサービスの利用に際したリスクを、ユーザーに対して注意喚起を行うことを計画しています。S2X企業のすべてを名指しする予定です。実際にユーザーのデポジットをリスクに晒す企業のユーザーにのみ警告するため、すべての企業は上記の日付までにスタンスを明らかにし、Bitcoin.orgのイシュー#1835にコメントするように。
特に、以下のことを知る必要があります:
- 当該企業は、いかなる状況においても”Segwit2x”を”BTC”または”Bitcoin”として扱わない。付記:Bitcoinはマイナーによってルール決定されず、マイナーの行動はBitcoinを再定義することはできません。
- 当該企業は、デフォルトでユーザーのビットコインを奪ったりしない。(例:リプレイ攻撃の対策をせずにS2Xソフトを動かす、ユーザーのビットコインを勝手に売却する、S2Xのデポジットだけを表示するなど)。S2Xコインの提供は自由です。
- 当該企業は、従来のビットコインサービスを継続する。(S2Xユーザーではない人に対して)
Bitcoin.orgは、S2Xのような対立するハードフォークを非難しますが、上記の3点を守った上で、BitcoinとS2Xをそれぞれ別々の暗号通貨として扱うことは許容します。※ “SegWit2x”はSegWitと関係がありません。SegWitは既に有効化されており、異なる人びとによって支持されています。
※ S2Xはリプレイ攻撃対策を行ったと主張していますが、彼らのバージョンでは、BTCの喪失を防ぐために追加の措置を手動で講じる必要があります。S2Xのソフトウェアを慎重に利用しなければ、あなたのBTCが失われる恐れがあります。
企業名は多数あるため割愛した。日本の企業としては、5月にNYAに署名したbitFlyerの名前も挙がっているようだ。
参考URL:http://btcnews.jp/upuopgnk12896/
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